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Webを支える基礎技術の説明(超基礎の用語集)

Web は、人々が相互に通信し、情報を共有できるように設計された、相互接続された膨大なシステムです。これは、時間の経過とともに進化してきた標準と、継続的に発明されてきた技術革新の組み合わせに依存しています。 この記事では、これらの技術革新のいくつかと、それらが今日の Web の形成にどのように役立つかを探ります。

目次

HTML

HTML は Web の主要な言語です。 Web ページのコンテンツ、レイアウト、および外観を定義するために使用されます。 HTML 文書を作成するときに最初に行うことは、テキストや画像などを画面に表示する方法をブラウザーに指示するタグを記述することです。

情報を追加したり、外観を変更したり (たとえば、サイトを大きくするなど)、Web サイトに変更を加えたい場合は、HTML が定義されているすべての場所を更新して、ユーザーからの新しい情報を受け入れることができるようにする必要があります。

HTTP

HTTP は、Web サーバーとブラウザーの間で情報を転送するためのプロトコルです。 Web ページを表示したり、サーバーからブラウザーにデータを送信したり、サーバーからリソースを取得したりするために使用されます。

HTTP は、OSI参照モデルにおける TCP/IP (Transmission Control Protocol/Internet Protocol) の上で動作するアプリケーション層プロトコルです。 さまざまなオペレーティング システムやブラウザーを搭載したコンピューターで読み取れるように、Web ページをどのようにフォーマットするかを定義します。

DNS

DNS は Web の電話帳です。 ドメイン名を IP アドレスに変換します。IP アドレスは、コンピュータ上で検索するために使用できる個人のアドレスのようなものです。

ドメイン名は、Web サイトや電子メール アドレスなどのインターネット リソースを識別する一意の文字列 (「google.com」など) であり、IP アドレスは、インターネットに接続されている各デバイスに関連付けられています。

検索エンジン

「Google 検索(通称:ググる)」と呼ばれる Google の検索ツールなどの検索エンジンを介してサイトにアクセスする訪問者は、一度に多くの結果が表示されて困難になる場合を除き、探しているものを見つけるのにそれほど苦労することなく、探しているものをすばやく見つけることができます。

現代では当たり前の検索エンジンですが、2000年頃はまだまだ一般的ではありませんでした。どうしていたかというと、日本では YAHOO!JAPAN にカテゴリごとにフォルダが配置されていて、その中に Web サイトが登録されリストされている状態でした。当時は「登録してもらわなければ」表示されませんでしたので、それ以外では URL を直接知らなければそのサイトは存在しないに等しかったのです。

TCP/IP

TCP/IP は、インターネット上でデータを送信する方法を定義する一連のプロトコルです。 これは、Web ブラウザーとサーバーが通信する方法、およびコンピューターが同じネットワーク上の他のコンピューターと通信する方法の基盤です。

TCP/IP の最初の部分は IP (インターネット プロトコル) と呼ばれ、パケットをフォーマットしてネットワーク経由で送信する方法を定義します。 2 番目の部分は、ICMP (Internet Control Message Protocol) として知られています。 このプロトコルにより、ホストはそれぞれのルーターまたはスイッチを介して相互にメッセージを送受信できます。 また、インターネット サービス プロバイダー (ISP) に接続するときの DHCP 要求なども処理します。

データベース

データベースはウェブを支える最も重要な技術です。 データベースは、サーバーに保存され、WordPress などのアプリケーションによってアクセスされるデータの集まりです。 データベースには、ブログの投稿やページ、サイトにアップロードする画像やその他のファイルなど、すべてのコンテンツが保存されます。

データベースを使用すると、ユーザーに関する情報を保存できるため、誰がブログにアクセスしたか、または Web サイト (またはその他のビジネス) から何かを購入した人を追跡できます。 また、誰かが私たちのサイトを訪れた回数を追跡することもできるので、彼らが私たちが提供するものに興味を持っているかどうかを知ることができます。

まとめ:ウェブは技術の組み合わせに依存しています

Web は、テクノロジーの組み合わせに依存しています。 HTML、HTTP、DNS、および TCP/IP は、Web を構成するコア プロトコルです。 これらにはそれぞれ、インターネット上のリソースへのアクセスをユーザーに提供するという、独自の専用の役割があります。

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この記事を書いた人

2005年頃からインターネット文化を楽しむエンジニア。
本業では数十万人規模のユーザー向けシステムを提供。
アプリケーション(Typescript, Rails, Go)やインフラ(GCP, AWS, Kubernetes, Docker)等に感心を持つ。

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